山 行 報 告
2018/7 / 8     山スポ:岳連・フアーストエイド講習    メンバ(記録):大高ぁ


【コースタイム】

 記録参照

【記 録】

 (7月8日[日])

 78日(日)山岳スポーツセンターで神奈川岳連のファーストエイド講習が開催され、参加してきました。今回の講師は、千島泰稔先生。国際山岳医、山岳ガイドとしても活躍されています。

  午前中の講習は、山での傷病者を発見した時の対応法。熱中症、高山病、けがを見極めて対応する方法をスライドと実演で説明。質問に答える講習。日本登山医学会のファーストエイド講習会で受けた内容とほぼ一致。
 日本登山医学会の大城先生は、3SABCDEを提唱されていましたが、千島先生はSTARTABCDEを提唱されていました。しかし大きな違いはありません。

 午後はグループに分かれてシナリオトレーニング。何回やってもなかなか上手に対応出来ません。

 警察や消防が毎日訓練しているのがわかります。

 今日の参加者は、プロガイドや山岳救護の警察官、ファーストエイドの講習会に何度も参加されている方が多く全体的にレベルは高いのですが、その場で与えられるシナリオには、やはりそのような方々でも皆さん課題がたくさんありました。もちろん私はダメダメです。

 その中でも、その前の週に参加した大城先生のリフレッシュ講習会でも痛感したのですが、傷病者に対する、意識がある場合の聞き取りの大切さ。

 傷病者の食事や水分補給。排泄、排尿の回数や量。この聞き取りは、症状の原因を判断する上で重要だと再認識しました。

  以前ファーストエイドの知識がないまま真夏の奥多摩に生徒を連れて行き、熱中症にさせてしまい有効な対応をとることが出来ずに危うく大惨事になる経験をしました。

 ファーストエイドの知識は本当に大切です。